自律神経失調症なりやすい人
自律神経失調症の原因は様々ですが、個人の性格が大きな割合を占めているといわれます。
このタイプの自律神経失調症とは、「うつ病」との境界線が非常にあいまいな場合が多く、注意が必要な症状に発展する可能性があります。
なりやすい性格とは!?
一般的に自律神経失調症になりやすい性格といわれるのは次のような性格の人です。
@真面目で責任感が強い人
A几帳面で心配性の人
B内向的な人
C他人の目が気になる人(ナルシスト?)
このような性格の方は注意が必要であるといえます。
考え方を変えると一言に行っても、性格を簡単に変えることは出来ませんので、とにかく前向きに物事を考える癖をつけましょう。
また、このような性格上の原因によって自律神経失調症を引き起こした場合には、二次災害的に以下のような症状に陥りがちです。
@うつ病
A症状を癌などの病気と勘違い(または思い込み)し追い込む。
実はこの二次災害的な症状は非常に危険をはらんでいます。その代表としては、「自殺」などが挙げられます。
対策方法
性格はそんなに簡単には変えられませんので、性格が原因の自律神経失調症であると感じた場合には以下のように対策して見ましょう。
@心配性の方は病院にいって徹底的に検査してください。
A自律神経失調症について正しい知識を集めてください。
B生活習慣の改善を図ってください。
C自分に心地よい「音楽」や「映画」でリラックスしてください。
Dおしゃれをして見ましょう。
特に重要なのは@の病院で徹底的に検査することが重要です。自律神経失調症である場合は、検査の結果に悪い箇所は出てこないと思います。その場合は、癌などの重要疾患ではなく自律神経失調症であることを素直に受け入れて認識しましょう。実はこれがなかなか難しいことなのですが・・・
次にAの自律神経失調症の正しい知識を身につけましょう。これにより、自律神経失調症は死に至る疾患ではないという安心感を得ることが可能となります。とにかく信じることが重要です。
また、Bの生活習慣改善を心がけましょう。性格上の問題で自律神経失調症になりやすいとは言うものの、やはり生活習慣の乱れは、相乗効果的に自律神経失調症の発症・悪化へとつながります。
C〜Dについては、自分にとって楽しいことし、自分に自身を持つよう働きかけるために行うことです。